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平野にそびえ立つ二つの峰の美しさが『万葉集』や『風土記』の時代から人々に愛されてきた筑波山の北麓・桜川市の真壁地区は、茨城県内では唯一、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。ここは戦国時代に「樫木棒」を振り回して戦場を駆け巡ったという剣豪・真壁氏幹が城主として支配していた土地柄で、この真壁氏の時代に今の原型になる整然とした町割がつくられたといいます。江戸時代に入ると、『忠臣蔵』で有名な赤穂藩主・浅野長矩の先祖にあたる浅野長重が真壁城主となり、城下町を整備した結果、ほぼ今に続く町割が生まれました。現在、この地区には300以上もの黒壁の土蔵、見世蔵などの古い建物が路地に沿って立ち並び、昔ながらの景観を保全するため、道路や新しい建築物も落ち着いた意匠の趣ある姿に統一されています。毎年2月初旬から3月初旬にかけては「真壁のひなまつり」として、これら沿道の古い建物が開放され、家々に伝わる色鮮やかな雛人形が飾られます。期間中は真壁の古い町並みの散策を兼ねて、全国から多くの観光客が訪れ、その数は10万人以上というにぎわいを見せます。